Dejima Auto Tuning blog

古い逆輸入車をいじっています。コテコテすぎてクルマ関連業者さんにゆだねることができず、道具も使うスキルも充実してきました。2015年にサーキットでクラッシュしてからまだ補修ちゅう(中断している状態)作業するガレージと自宅が離れており、自宅を離れることができない状況になり、インドアでできるクルマの内装→ミシンや革漉き機、という流れです。

卓上旋盤切削液タンクをつくる

水溶性切削液をポンプで掛けるやつ、10年以上前にミニフライスCNCだったときのマグネットポンプを使う。CNCフライスと違い一時間以上自動で削ることなどはないので、循環はさせない。

f:id:kazuhix:20210609184900j:plain

プールボックス

小さめのプールボックスを流用します。液体が漏れないがっちり1.6ミリ厚スチール製

f:id:kazuhix:20210609200400j:plain

ニップルを切削

旋盤が少々グレードアップしたのでφ15の棒からニップル製作のハードルが低くなった。

f:id:kazuhix:20210609201500j:plain

吸い口フライス

ボックス内部に入る側にスリット。底に向けて液面が低くなっても吸えるよう。

f:id:kazuhix:20210609201900j:plain

完成

最終的には右の自在ホースにつなげるんです。

f:id:kazuhix:20210610150800j:plain

溶接

上達しない溶接。ポジショナはつかみにくいので使いませんでしたが、この塗装は通電するみたいで、ポジショナで真面目にやったほうがよかったかも。

f:id:kazuhix:20210610205600j:plain

探傷剤漏れあり

てなわけで溶接ピンホールがあり、追溶接しました。

f:id:kazuhix:20210610222100j:plain

エマルジョン切削液希釈失敗

1リットル1000円しない切削液は15年もの、水と混ざりにくくなってます。ポンプの配線も終わり、ホースも用意し、準備が整ったので新しい切削液を注文しました。すんなり希釈できるのは製造後2年くらいか。循環させないかけ流しでも当方の旋盤使用頻度では変質するまえに使いきることはなさそうです。ミシンオイルのボトルなのは元のボトルが変質してフタ部分がわれたからですいや捨てろよその時点で。ミシンオイル成分がわずかに混ざったので水と混ざりにくいのかも。

f:id:kazuhix:20210610222101j:plain

クルマ用ANナイロンメッシュホース

AN-10がちょうどの寸法で、余りのホースが使えそうです。圧はかからないのでネジ込みホースエンドは使いません。
これを見つける前に注文したシリコンホースでいいか小さく曲がるし。

f:id:kazuhix:20210613115802j:plain

新調

新しい切削液は色が薄く、15年ものはどんだけ変質してんだか。あっさり水と混ざり、タンクに投入。

f:id:kazuhix:20210613120300j:plain

テスト

出ました。スタンドの後ろに隠れているコックで流量調整して使います。