Dejima Auto Tuning blog

古い逆輸入車をいじっています。コテコテすぎてクルマ関連業者さんにゆだねることができず、道具も使うスキルも充実してきました。2015年にサーキットでクラッシュしてからまだ補修ちゅう(中断している状態)作業するガレージと自宅が離れており、自宅を離れることができない状況になり、インドアでできるクルマの内装→ミシンや革漉き機、という流れです。

【更新】15年使った洗濯乾燥機給水ソレノイドバルブパッキンの交換

サンヨーAQ3000です。給水のうち、オゾン発生アクアループ時の給水だけちょぼちょぼすぎてエラー停止してしまう。洗剤トレー経由の洗濯やすすぎ直接流入経路は普通。

 

ってのがひと月以上前に起きて一時停止再スタートを2度やると乾燥まで終わるんですが、それだとちょっとすすぎが弱いかも。実際観察すると最後のすすぎ時以外の貯水量が少ない。溜まってるので排水バルブに洗濯ものに混入されたなにかがひっかかり止まらなくなってるとかではない

 

いよいよ新しいの買うか…の前にググってみたら給水ソレノイドバルブってのの内部ゴムの破損らしい。症状はいろいろですが、上記のうち症状からの予想では5つあるバルブのうち1枚の調子が悪そう。

 

古い機械でパーツ入手できないし新たな情報などないんだろうなと思ってましたが、そのソレノイドバルブ自体はメーカー横断的に使われているせいで今になって社外品供給されるようになり、それが15年前のサンヨーにも付く、

 

てのがわかってからまだ1年くらい。amazonで注文し中国から届きます。届く前にバラシて現状確認ってのはしない。バラシは面倒、一度で済ませたい

洗濯と水無しエアーウォッシュとして使ってる人はまだ居ても、うちのみたいにずっと洗濯乾燥で回してるサンヨーはもうほぼないだろうな。

 

バラシ。配線はこの画像を残したけど抜かずつながったまま。ホースを外し、バルブ機構だけ取りました。ネジはすべていじり止め無しのT20でした。センターの4本はいいけど、左右はソレノイドの黒いとこと干渉しないロングがいいのでは。


予想通り1枚だけ破れてました。グレーのパーツに接着したみたいに剥がしにくくなってます。グレーの奥にオレンジのパーツが見えますがシリコン製パッキンで劣化はしてないようです抜くときラジオペンチでセンターのプラパーツを掴むと破壊する可能性があるため触らずにいたほうが良いかと。ここで可動するのはシリコンラバーだけです。

 

届きました。同じものではないけど似ている。機能すればよいのだが、ダメならいよいよ機械寿命です。

ラバーとリムの固定に使っているポッチの数が1つと2つ。

そして、プランジャーをグレーのパーツに収めたとき、もとの状態は面一だったのに0.5ミリほど出っ張っています。

 

そのまま機械に戻して洗濯し、給水の様子を観察します。このソレノイドバルブ1つの不良ではすすぎの終わりころ水嵩を2回増すシーケンスのときに給水ができないだけだったようですがそれは起こらず復活修理完了。まあエラーで止まっていただけで、それが洗濯仕上がりの質を低下していた、というほどの故障ではなかったようで、エラーが起こらなくなり、回し始めて乾燥まで放置できる普通の状態になったと。

 

まあでもこのラバー4枚は結構劣化していたので他の寿命も尽きる寸前だったように思います。

そして前回の乾燥エアー経路の徹底清掃から2年経ってますが、今回はいじりませんでした、乾燥機能に問題を感じていないので。