Dejima Auto Tuning blog

古い逆輸入車をいじっています。コテコテすぎてクルマ関連業者さんにゆだねることができず、道具も使うスキルも充実してきました。2015年にサーキットでクラッシュしてからまだ補修ちゅう(中断している状態)作業するガレージと自宅が離れており、自宅を離れることができない状況になり、インドアでできるクルマの内装→ミシンや革漉き機、という流れです。

ミニフライス、スタンドアローンCNCコントローラ導入前最後の切削

コントローラを付けたら手パ(MPG)で微動、

おそらく手回しをしなくなるので、主軸ミシンサーボモーター化と補強の成果確認の最後の作業。

すでにステッピングモーターのパルス発生器駆動の動かし方を忘れかけてた。

 

材料はビードローラーシャフトS45C。旋削とセンターネジ穴は旋盤。卓上旋盤を入替え、主軸貫通でつかめるようになった加工です。

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ダイ部分は元のシャフトよりわずかに太めにしました。

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これを旋盤でキー溝堀りしようとドリルアタッチメントをつけてみましたが、ドリルチャック+エンドミルはオーバーキャパでうまくできませんでした。

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ミニフライスの精密バイスに咥えて3000rpmの切り込み0.5ミリでちまちま。モーターでX軸を動かすのでらくちんではありますが、微動は手動でないと。

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キレイに削れました。Z軸コラムの剛性は改善していません。ゴリゴリ削らずにシャーンと高回転ブン回しで頑張るしかないかと。それでも下の画像、手前のダイヤルゲージはX軸エンドミル切削のとき精密バイスに当てていたんですが±5/100mmくらいぶるぶる針が動く。

トラックEVA泥除けを大胆に貼ったら切り子掃除はめっちゃ楽になりました。特に奥側をスロープ化したのは良いです。

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まとめ

補強したZ軸の剛性は上がってはいない。Z軸GIBを締めてXYの2Dでの切削ならブレブレでも回転を上げてなんとか大丈夫。

この防水コネクタ、入手は楽だけど、割と高くて脱着がしにくいので今後はDEUTSCHにするかな。

次のミニフライスネタはCNCコントローラーのケースとスタンドの製作です。明日届きます。