Dejima Auto Tuning blog

古い逆輸入車をいじっています。コテコテすぎてクルマ関連業者さんにゆだねることができず、道具も使うスキルも充実してきました。2015年にサーキットでクラッシュしてからまだ補修ちゅう(中断している状態)作業するガレージと自宅が離れており、自宅を離れることができない状況になり、インドアでできるクルマの内装→ミシンや革漉き機、という流れです。

プラズマカッターの故障修理

300×600×600のプールボックスを切断して300×600×200のクーラントタンクを作るべくプラズマカッターで切り始めた2cmで電源が落ちた。

15年くらい前に購入、アメリカ製です。

プラズマカッター元祖本家なので情報は拾えるんですが、電源が入らないってのはなかったです。分解していきます。

 

焦げてるパーツを発見。

周囲部品に及んだ焦げはイソプロパノールで拭ったら取れました。

破裂してるものの、TOP247YNが読めた。でも回路図がマニュアルにあり、もし印字が読めなくても困らなかったようです。

 

足2本が切れてました。過電流が原因か、そもそもこれが壊れたか、多分圧縮空気に混入してきた水が悪さをしたと思っています。窒素ガスからコンプレッサー空気に乗り換えしたのはここ最近です。

このパーツをググると日本ではメルカリで売られてるのしか見つからず、aliexpress.comで買おうという流れになったのですが、これが届くのか疑問を感じた頃にメルカリのを買うことにしました。

水の発生源はエアーレギュレータ下のフィルターボウルにヒビ割れがありました。

 

筐体の内部なのでオートドレインでないと水が排出できませんが、同じものは手に入らず、近いパーツが付いてるフィルターを入手して加工することに。空圧方面のメーカーのカタログがどこもちゃんとしていないので見つけるのは割と大変でした。

オートドレイン化するためにボウルを加工、真ちゅうのニップルも加工。

パーツ取りとして買ったボウルのドレインは米式タイヤバルブだったので、

5ミリ真ちゅう棒を加工しタイヤバルブと同じ32TPIだかのネジを切りました。

メルカリで買った電子部品をハンダ付けして組み立てたら電源入るようになりました。エアレギュレータフィルターボウルのひび割れもなくなり、周辺のウレタンホースも交換したのでエアー漏れも解消、水分のコンデンスは解消できるのではと思います。

 

まとめ

電子部品が破裂したプラズマカッターをメルカリでその部品を調達して修理できました。aliexpress.comからだと廃品から外した電子部品が届くこともあるそうですが、メルカリ経由の部品は壊したのと同じブランドのものでした。多分MouserやDigikeyあたりでまとめて買って小分けで売ってるのだと思いますが、大変ありがたい経済活動だと思います。