Dejima Auto Tuning blog

古い逆輸入車をいじっています。コテコテすぎてクルマ関連業者さんにゆだねることができず、道具も使うスキルも充実してきました。2015年にサーキットでクラッシュしてからまだ補修ちゅう(中断している状態)作業するガレージと自宅が離れており、自宅を離れることができない状況になり、インドアでできるクルマの内装→ミシンや革漉き機、という流れです。

作ったひとだけわかってるMach3CNC基板

1000円くらいのMach3パラレルポートBOB(ブレークアウトボード)最初は説明書無し、このごろは後追いで作られた説明書があるがおみくじ程度のことしか書いて無くて
「端子も少ないんだしみりゃわかるだろ」と思ったんだろうけど。

Mach3パラレルポートBOB

 

つまづきの原因は電源仕様。

左上にUSBタイプAソケットがあり、ここから5Vを取ればパラレルポート経由でモーターを動かせる信号がでる、ステッパーモータードライバーは別途必要ですが。このUSBはシリアル信号通信には使っていない。

左端子台に「12-24Vパワーサプライ」がありますよね、当初ここだけ繋いで使おうとしたらうんともすんとも。そこでUSBからも電気供給するか、と。

ですが、両端タイプAのUSBケーブルの入手は簡単じゃなくて、普通のを2本買って作りましたよ。それでモーターは動かせるようになりました。

「12-24Vパワーサプライ」は「オプショナル」と説明に書いてあったので外してみました。そうすると左端子台のスイッチ入力が無効になりました。

理由は12-24V端子からの電気はコンデンサ2つの次にあるレギュレータで10Vに落とし、左端子台の右に並んでいる5つのフォトカプラに電源供給してるから。

 

つまり、1000円くらいしかしないので電源回路をケチって「5VならUSBからとればいい、タイプAメス基板ソケットはタダみたいに安いし」ってことのようで。

 

そして、プラズマZ軸のゼロ点プローブのスイッチをフォトインタラプタに入替えしたときも問題発生。

これまで使用していたマイクロスイッチはぶら下がったままです。薄いアルミ板が凹の間に入って遮光するとオンになる回路です。電源仕様は5VなのでMach3BOBの右下のPC電源から取りました、USBからの電力供給ですね。信号線をMach3BOBの左端子台のスイッチ15につないでスイッチのLEDは遮光すると付いたり消えたりするけど、Mach3ソフトから見る限り入力してませんでした。これはPC電源端子のGNDと左端子台のGNDは電気的に「浮いてる」からでした。トーチ下の円盤は水しぶきガードのシリコン製フタです。皆さん100均(あちらだとダラーショップ)折畳みカップつかってますね。

解決するために手っ取り早くリレーモジュールをかました。

これで作動。空中配線はそのまま使います。Digitizeの緑□が反応すれば合格。

あとはゲームパッドでXYZのJOGやスタート・ストップができるようにします。あとマウスのポインタ移動もゲームパッドでできるようにしたい。原点合わせはプラズマの場合0.5ミリステップくらいの精度で十分なのでXYZ微動機能は要らないと思います。