Dejima Auto Tuning blog

古い逆輸入車をいじっています。コテコテすぎてクルマ関連業者さんにゆだねることができず、道具も使うスキルも充実してきました。2015年にサーキットでクラッシュしてからまだ補修ちゅう(中断している状態)作業するガレージと自宅が離れており、自宅を離れることができない状況になり、インドアでできるクルマの内装→ミシンや革漉き機、という流れです。

チラシでプリントマスクでのエッチング

一つ前の記事でわかったことは、フォトレジストフィルムは紫外線露光の塩梅が大事。遮光してるところでも露光時間が長すぎると硬化するし、短すぎると露出してるとこが固まらない。

モノクロレーザープリンタを買いました。9000円くらいなので。

10年くらい前からポピュラーなのは

  • ブドウ紙に印刷してラミネーターで熱転写、ふやかして紙を剥がす

という方法、マイナーなのは

  • 糊付きステッカー剥離紙
  • 雑誌やチラシの紙ただしアメリカの

うちはラミネーターは無いが、100×70くらいのヒートプレスがあるのでそれを使用。

剥離紙はアプリケーションフィルムの裏紙を使ったら、熱転写後水につけずともペロリと剥がれました(画像なし)

アメリカの紙は日本のと違います。似てたのが針きゅう院の迷惑チラシ。

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チラ裏にインクがわずかに残ってもうて、惜しい

無料のチラシ紙なのになかなかの性能ですよね。ご覧のように紙は形状を留めているというよりめくったらそのまま99%剥げます。

真ちゅうをエッチングしてインクをアセトン除去すると、

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アセトンでインクが取れない以外は良好ですね。

 

チラシでの続きは無しで剥離紙を使っています。4-5ミリくらい厚の真ちゅう板で深いエッチングをマスク幅(線幅、字太さ)を変えて複数回やるってのをトライしましたが、同じ位置にマスクを貼り付けるのが困難でとん挫中断。