Dejima Auto Tuning blog

古い逆輸入車をいじっています。コテコテすぎてクルマ関連業者さんにゆだねることができず、道具も使うスキルも充実してきました。2015年にサーキットでクラッシュしてからまだ補修ちゅう(中断している状態)作業するガレージと自宅が離れており、自宅を離れることができない状況になり、インドアでできるクルマの内装→ミシンや革漉き機、という流れです。

フォトレジストドライフィルムを使ってみる2

基板をつくるのではなく、金属プレートをエッチングした銘板作りができないか、続き。すでに確立されているレジストを使う方法だと、

粘着シートをカッティングして貼る

定着がよくない用紙に図柄を反転印刷し、熱で転写、紙を溶かす

以前試したのが黒ニスをスクラッチする方法。

下の文字がそれ。

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一回目のテストではドライフィルム貼り付け時にヒート板にカスついててダメでした。

今回はそこはクリア、

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箔をドライフィルムの保護フィルムに転写しました。使ったのはスキャンカットとFoilQuilの0.5ミリです。FoilQuilは簡単に言うと熱ペンです。

UVを照射

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セスキ炭酸ソーダ水で溶解…ダメだな

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理由は箔転写がキレイではなかったから。保護フィルムの箔がかすれ状態。これ以上筆圧上げたら箔が破れるのでダメだなこの方法は。

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保護フィルムにドローするとどうかというと、

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黒インクが薄くUVが透過してしまいセスキ炭酸ソーダで溶けませんでしたとさ。

この技はいったん終了にします。