Dejima Auto Tuning blog

古い逆輸入車をいじっています。コテコテすぎてクルマ関連業者さんにゆだねることができず、道具も使うスキルも充実してきました。2015年にサーキットでクラッシュしてからまだ補修ちゅう(中断している状態)作業するガレージと自宅が離れており、自宅を離れることができない状況になり、インドアでできるクルマの内装→ミシンや革漉き機、という流れです。

ミニフライスX2の腰下?交換

エンジンならヘッド面より下に相当する腰下。ミニフライスであればXYテーブルですが交換作業をここのところやっています。

 

テーブル自体のサイズは左右幅は同じ、奥行き方向が2cm大きいセットです。

X2はY軸のストロークが10cmもないのですが、これだと16cm確保できます。テーパーGIBなのも大きな違い。でもXストロークが21cm程度しかないので、バイクのトップブリッジ等は削れません。

半年以上寝かしていましたが、最初はスライド面のスクレイプをやりました。スクレイパの超硬チップは買えたけど、ホルダはずっと欠品なんで作りました。半導体不足などは関係ないと思うのだが。

説明端折りますが、テーブル一式おかわりするのでミニフライスはインタクトのままNC切削できます。アマチュアが加工機械をNC化改造の場合、普通だとフライス自体をバラしてパーツを加工しようというわけですからそれ以外の機械で加工することになります。

 

掘って沈めないと入りません。というか、ボールねじの径自体テーブルとサドルの隙間に収まらないサイズですので。

ボールナットの筒部分が干渉する部分に切り欠き。

Y軸はドライバーで回る精度にもっていきました。これくらい軸が太いとしなりがないし、ボールナット、およびホルダベアリングのガタが無いので平行垂直がわずかにズレているだけですごい抵抗になります。

 

このあとベアリングハウジングの位置決め、ステッピングモーターブラケットの作成です。コラムとの合体は鋳鉄丸棒を切って作ります。繰り返しになりますが、フライス改造でも交換するパーツを用意し、それの加工ですからフライスは使えます。