Dejima Auto Tuning blog

古い逆輸入車をいじっています。コテコテすぎてクルマ関連業者さんにゆだねることができず、道具も使うスキルも充実してきました。2015年にサーキットでクラッシュしてからまだ補修ちゅう(中断している状態)作業するガレージと自宅が離れており、自宅を離れることができない状況になり、インドアでできるクルマの内装→ミシンや革漉き機、という流れです。

クローズドループステッピングモーター概要の動画

スタンドアローンCNCコントローラーは届いていません。購入機種で懸案のバックラッシュ補正は最近ファームウェア更新で可能になったらしいです。マニュアルが中国語だけで、翻訳の一番最近のが3年前のものという、インチモードもないしもはやアメリカをお得意さんと思っていない中国のエンジニア。

どっちにしろオープンループステッピングモーターだと、脱調するのでDROを併用しないと絶対座標が分からないことになるので、クローズドループステッピングモーターが脱調した場合、どのように座標を見失わないで済むのかを調べてみた。

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軸にバイスグリップをくわえさせて水平にしてからスイッチを入れる。なにもパルスが入力されていない状態で軸を回すともとの位置に復帰します。

ほかにも位置保持トルク検知で電圧がコントロールされているためモーター発熱が少ないなど、いろいろありますが、それらを要約すると、

  • 脱調を防げる。モーター後部のエンコーダでパルス落ちを検知し、アラーム信号をコントローラに返すことで、脱調した地点
    で停止可能。


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壊れなければDRO代わりになりそうです(ええ、すぐ壊れる、届いた時点ですでに不良品という体験談も)。バックラッシュ分の誤差はありますのでどちらから目標に近づいてきたかを気に留めておく必要はあります。

DROのスケールは卓上機にはデカすぎます。細いスケールはSINOのKA500しかないっぽい。それでもカバー無しで19X20mm。

 

まとめ

急ぐことないけどスタンドアローンCNCコントローラー+オープンループステッピングモーターでの操作に慣れた時点でクローズドループステッピングモーターに変更しようと思います。