基板をつくるのではなく、金属プレートをエッチングした銘板作りができないか、という。
両面に貼りました。印記されているのは過去にやったエッチングで、流しの横に放置してどのくらい侵されるのか見たもので、裏でテストしてみました。
裏側から光をあててみたところ
青くなります。裏のテストは時間が長すぎたのか、マスクした黒インク部分も青くなって弱アルカリで剥がれてこず失敗です（お見せできません）
次に紫外線を当てるまえの生フィルムをスキャンカットで切ってみましたがダメでした。柔らかいのとナイフではそこまで細かいカットはできない。
新しいフィルムを熱で貼り付ける。95℃。
失敗です、ヒートプレートとの間に挟まってたのはボンディングテープ。
真鍮刻印を貼るのに使ったのが取り切れてませんでした。
貼りなおす前にＵＶ照射条件を決めてみる。
左の濃いほうから20、15、10、5秒、残りは未照射。白いところはフィルム貼りに使った水でふやけが残ってます。5時間くらい放置すれば消えますがテストなので。
光源はLEDで光量は均一ではありません。ＵＳＢ電源で、割と強力、裸眼で1分とか作業すると目がしょぼりますが、トランスイルミネーターほどヤバくはありません。
同じ波長のＬＥＤテープも買っていますが、上のでイケると思います。
保護フィルムを剥がしただけで露光していないところは保護フィルムにくっついて剥けます。
セスキ炭酸ソーダ溶液に漬けると2分程度で残りもきれいさっぱり取れます。
ヒートするときに凹んでいたとこはアウトですが、照射５秒でいいみたいですね。
エッチングはこのテストでは行わず、最後にレジストを剥がすのにアセトン○
強めのアルカリだと真ちゅう面もダメになるのでアセトンはお勧めです。
このあとサンドペーパーでキレイにしてからまたフィルムを貼り、次のテストをします。
