Dejima Auto Tuning blog

古い逆輸入車をいじっています。コテコテすぎてクルマ関連業者さんにゆだねることができず、道具も使うスキルも充実してきました。2015年にサーキットでクラッシュしてからまだ補修ちゅう(中断している状態)作業するガレージと自宅が離れており、自宅を離れることができない状況になり、インドアでできるクルマの内装→ミシンや革漉き機、という流れです。

ヒートプレスに真ちゅう刻印をボンディングテープで貼って使ってみた

  • 刻印の取り付け方

ヒートブロックへの刻印の取り付けは貼るか、M5のねじを貫通させて取り付けるかなんだけど、スリーエムボンディングテープをヤフオク切り売り1メートル買って試してみた。ひと巻き2万とかはどんなにそれを気に入っても刻印する頻度的に使いきれんと思ったし、気に入るかもわからないし。

これまでは小さく映っているシリコンペースト、ヒートシンク取付用を使っていたが、革に押し付けたあと革側に刻印がついたままになりやすかった。

  • 3Mボンディングテープ

この両面テープで貼るとそんなことはなくなった。って主題のボンディングテープを映していませんが、剥離紙と50ミクロンの厚くて柔らかいフィルムです。フィルムは加熱すると粘着性が出るので、うまい位置に置いてからヒートプレスを押し下げるとくっつきます。

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刻印
  • ちょっと焼き色が入る200度で刻印

高温で温度200度、2秒くらいぐいーっと。ちょっとだけ焼き色がついたかと。朱色のはグローブレザー というと誤用されている歴が長いが、それでなく、野球グラブレザー、クロム鞣しです。だいぶん前にかなりくっきり入った刻印(上側)は薄くなった感じがあります。茶のほうはオイルヌメで焼き色が出やすいです。

  • ちょびっとだけで貼る?全面に貼る?後は剥がしやすい?

テープといっても基材となる紙や布やプラフィルムのないまるごと粘着剤でできているフィルムです。一部分だけ押し付けて貼って200度で15分置いて(忘れてた)たら、密着せずに傾斜してぶら下がり気味になったので、一部だけ貼るのはイマイチやね。ヒーター電源落として数分以内に皮すき(革包丁形状だけど、雑なスクレイパーとして安く売ってるやつ)でこじって擦ったらカスも取れますね、けどイマイチ。作業が美しくないというかゴミが出る。別のアルミ板に皿ネジ頭が沈む穴を設けてネジで刻印を取付け、そのアルミ板ごとヒートブロックにクリップやパッチンなど耐熱性のある固定具で留めるのがベターだな、という結論です。