Dejima Auto Tuning blog

古い逆輸入車をいじっています。コテコテすぎてクルマ関連業者さんにゆだねることができず、道具も使うスキルも充実してきました。2015年にサーキットでクラッシュしてからまだ補修ちゅう(中断している状態)作業するガレージと自宅が離れており、自宅を離れることができない状況になり、インドアでできるクルマの内装→ミシンや革漉き機、という流れです。

単相200V電気炉

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イギリス製のコントローラー

温度カーブを設定できる陶芸用ですね。200V15Aなので3000Wです。炉内の寸法は30cm皿が焼けるサイズなので、ガレージで使う炉としては大きめか。溶接の予熱にも使えますが、クルマエンジンヘッドのアルゴン盛りは無理です。

 

ビードローラーダイ、シュリンカーストレッチャーのピボットピンやカムの硬度を上げための焼入れ焼き戻しが最初の使用、それ以降使用していません。

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焼入れ焼き戻し

 

SCM440が一つあったので油浸焼き入れをエンジンオイルでやってみましたが、大量の細かい霧状の発煙が生じて匂いも不快、食用油のほうがベターと思います。上のを全部焼き戻し時の急冷に油に突っ込んだら、3リッターの油では熱容量が足りなかったらしく、200度超えてしまいました。非接触温度計で測っとけばよかった。